マリのクーデター。 トルコの方向?

(へ ティチアーノ・Ciocchetti)
18/08/20

今朝以来、トルコ秘密情報局(MIT)の支援を受けた国軍の一派によるクーデター未遂がマリで進行中である。

分かっていることによると、クーデター陰謀者らは国営テレビ局ORTMなど首都バマコのいくつかの戦略的中心地を占拠した。 さらに、国会議長や軍参謀長などの政治・軍事指導者も逮捕されたとされる。

マリのイブラヒム・ブバカール・ケイタ大統領が最近、憲法裁判所の解散を発表し、同大統領を汚職で非難し、イスラム民兵の蔓延に効果的に対抗できなかったとして野党勢力の反応を引き起こしたことを思い出します。

実際、聖戦士グループが国の北部を支配しているのは、長年の悪政によって抑圧されてきた地元住民の協力のおかげでもある。

明らかに、反乱軍の背後には、鉱床が豊富なこの地域で影響力を拡大しようと決意しているトルコがいるだろう。 トルコ政府の戦略は、(シリアで起こったように)聖戦士過激派を支援すると同時に、マリに傀儡政権を樹立することに焦点を当てることになる。

そのような政府は外国軍の到着を決して許さないだろう。私が言及しているのはタクバ作戦(v.articolo)。 現時点ではフランスとエストニアの特殊部隊が約100名いるが、今後数か月以内にチェコ人、スウェーデン人、ベルギー人、イタリア人が追加される予定だ(条件付きは必須)。

イタリア政府は約200人の兵士と8機のヘリコプターを派遣する予定だったが、政治情勢が変化した場合には、より大規模な部隊の派遣が必要になると考えている。

写真:防衛省アーカイブ